三寒四温で春に向かう季節ですが

庭にある冬に枯れた茶色の芝生の所々に新芽が出てきました。

身近なろことでも春へ近づいているのを実感します。

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D.Ikeda

 

マチのはなし④

今回はマチなし手袋の親指についてです。

添付のイラストはマチなし手袋の主型(左右が無いタイプ)になります。

 

親指を取り付けるタイプ↓

160219 マチナシの話1

親指はこのような形状になります↓

160219 マチナシの話2

親指が一体になっているタイプ↓

160219 マチナシの話3

安価な作業マチなし手袋では生地の取れ率のいい「親指を取り付けるタイプ」が一般的です。

 

小山

莫大小??

莫大小、、、なんて読むかわかりますか? 「バクダイショウ??」

繊維業に携わってる方ならお分かりかと・・・

 

メリヤスと読みます。メリヤス??= ニット生地と言えば分かりますか、、

 

身近なものとしては靴下、肌着 等々 材質は違えど結構お世話になっています。

当社で扱う作業手袋もほとんどがメリヤス素材です。

コットン(綿)をはじめ、ナイロン、ポリエステル等 用途に合わせて使い分けています。

 

メリヤスは江戸時代から輸入されていて 靴下の意味のポルトガル語「メイアシュ(meias)」や、

スペイン語「メジアス(medias)」から 来たと言われているそうです。

漢字では「莫大小」と書きますが、「莫」は無しと言う意味・・・つまり伸縮性があって大小

問わないという意味です。

また 当て字として「目利安」とも書いていたようです。

今でも店頭でメリヤス肌着の文字は目にしたことがあるのでは・・・。

 

漢字での意味は伸縮性があって大小問わないとありますが、いざ手袋となると

材質、編み方の違い 場合によっては生地として出来上がった状態の違いで

サイズ展開(型起こし)が非常に大変な作業なんです。

 

次回は手袋が出来るまでの工程を順次お伝えしていければと考えております。

 

松岡

マチのはなし 2

マチを取り付ける場所ですが、弊社の作業手袋の大半は人差し指内側+中指両側+薬指両側+小指内側に付いています。

笹マチの場合はほとんどがこの場所にマチを取り付けています。

150521 マチ付き1 150521 マチ付き2 150521 マチなし

スキー手袋タイプになると人差し指、小指の外側にもマチを取り付けます。

オートバイ用(笹マチタイプ)なども中には人差し指、小指の外側にもマチを取り付けることもあります。

 

作業手袋でも手の形状から言えば人差し指、小指の外側にもマチを取り付けたほうがいいですが、

伸びのある材料を使用するので、この場所まで取り付けなくても生地の伸びで十分装着可能な大きさになります。

 

もしご要望があれば作業手袋(笹マチマイプ)でも人差し指、小指の外側にもマチを取り付けることは可能です。

 

次回に続く

 

小山

 

マチのはなし 1

マチ(襠) ポルトガル語が語源と言われています。

  

マチとは厚みを付ける為に取り付ける細長い布のことを言います。

平面に幅(奥行き)を持たせて立体にする為にマチを取り付けます。

カバン業界で使用しているのも同じ意味です。

 

ウインセス中国工場ではマチのことを「沿条」と表現しています。

若干「沿」の字は異なりますが、細長いものを沿わせて取り付けるという意味の漢字になります。

 

 

その他手袋業界では「笹マチ」「1本マチ」[三角マチ」という用語もあります。

 

笹マチとは横から見ると笹の葉のような形をしています(指先部分は細くなっている)

指先にはマチが無い状態に仕上がります。

 

1本マチとは人差し指から小指まで1本の状態でマチを取り付けます。

指先にもマチがある状態に仕上がります。

  

 

言葉で説明しようとすると難しいものですね!

今回はこのあたりまでにしておきます。

不定期ですが随時更新していきます。

このブログを通して少しでも手袋に興味をもって頂ければ幸いです。

 

小山