先週9月3日、香川県産業支援財団主催の医療器機展示会に参加してきました。
会場となった医科器械会館は文京区の本郷になり、この地域は医療器機メーカー・商社が多く「メディカルヒルズ」と称してアピールしているようです。出展は我々を含めて20社程度と小規模な展示会でしたが、異業種である医療器機メーカーの方々との商談、交流の場を持つことができました。
主力の作業手袋は縫製品であるためリユース、耐久性には優れますが、感染防止などのプロテクションの効果は薄いため、医療現場ではマイナーな存在です。 今回は手袋よりも、レーザーカッターや、国産の縫製、熱溶着技術を利用した、オーダーメイドの設備カバーや、介護用手袋などを提案しました。
汗とり用の極薄コットンインナー手袋や、耐熱手袋など、ご興味をもっていただいた来場者もありました。 医療器機メーカーの方々によるミニセミナーも開催され、医療向け製品開発のポイントや進め方なども勉強できる機会に加えて、県内の出展企業同士の交流を通じ、協業の可能性を考えることもできました。1日限りの展示会でしたが、色々なヒントを得られました。また次回同様の開催、もしくは別の業種の展示会があれば、どんどん参加したいと思います。
橋本勝之