秋が深まり、朝夕は寒いくらいの讃岐路です。
昨日、タイムカードを押し、同僚と一日の労をねぎらい合いながら
会社のドアを開けて帰ろうとした瞬間、彼女からの呼びかけが。
「き・・・来てください・・・キモチ悪い虫が・・・」
そこには1匹の、気持ち悪いと言えば確かに気持ち悪い。
しかし、見ようによっては絶妙な色合いのファッショナブルな幼虫が、
モゾモゾと白いコンクリートの上を尺取り虫っぽく這って移動中。
無駄な殺生はしたくないと思いながらも、さすがに素手で触る事はできず、
手近にあったスコップですくいあげ、かなり離れたアイビーのジャングルに強制送還。
なのに今日、5mほどは遠くへ追いやったにも関わらず、
昨日とほとんど変わらない場所どころか、
踏んでくださいとでも言わんばかりに、靴拭きマットの上にちょこんと乗っていました。
昨日のお礼?
虫の恩返し???
・・・・・・・・・まさかね。
今回も踏まれないように、横の植え込みの中に戻してやりました。
調べたところ、「フクロスズメガ」の幼虫に間違いなさそうです。
見た目はグロいですが、害虫ではないらしいので、
良い事をした・・・のかしら?
虫嫌いの人、ごめんなさい。
大谷