社員さんのご主人が昨年、重要無形文化財、いわゆる人間国宝に選ばれ、社員一同驚き、祝福しました。現在116名しかいないそうで、大変な偉業です!
香川県の伝統工芸品、漆芸技法の一つである蒟醤(きんま)の先生で、漆には抗菌作用があるので幼い子供の食器、高齢者、介護用品にとても良いそうです。
その方の作品が出展されている展示会へ行ってきました。
伝統的工芸品とは何か。
1.主として日常生活用に供されるもの
2.製造過程の主要部分が手工業的であること
3.伝統的な技術、技法により製造されるものであること
4.伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること
5.一定の地域において少ない数の者がその製造を行い、またはその製造に従事しているものであること
一定の地域で伝統的な材料、技法により主に手作業によって100年以上前から作られ、日常的に使われるものに限られているそうです。
上から、下からと角度を変えて見たり、陰までが作品の一部の様にみえ、作家さんたちの素晴らしい技法と作品を目にさせて頂き日本の文化の素晴らしさを味わってきました。
家に帰って、我が家にも何かあるかな?と探してみると漆器のお椀やお盆、信楽焼のお皿、花器がありました。
しかし、実用性や安価を考えると最近は大量生産の磁気のお皿やプラスチックの物に置き換えられ、子供達の目、手に触れることが少なくなっています。
機会があれば次は子供達も連れていこうと思います。
Tomoko