今から10年ほど前になりますが、ニューヨークへ行った際、空き時間利用して昨メトロポリタン美術館を訪れました。 来場者数はルーブル美術館、大英博物館についで世界3位、東京ドーム4個分という広大な美術館です。
何をどう見て回っていいのかわからず、「美術館の案内ツアー」を申し込みました。案内人は、在住の日本人、名前は橋本さん。美術の知識が全くない私にも分かるように軽快なトークで絵の説明をしていただき、広い美術館のポイントを抑えながら興味深く廻ることができました。同じ名字ということもあり、印象深い案内ツアーとして記憶に残りました。
そして去年のちょうど今頃、ニューヨークの展示会を見学に行く機会があり、メトロポリタン美術館を再訪しました。出発前にネットで検索し、現地の案内ツアーを日本から申し込んで行きました。
ツアー当日、とあるホテルのロビーの待ち合わせ場所に行くと、なんと!10年前と同じ案内人、橋本さんがいるではないですか!ヮ(゚д゚)ォ!
私は嬉しくなって「 !橋本さん、お久しぶりです!(≧▽≦)」 と言って駆け寄りましたが、当然、たくさんのお客さんの1人、それも10年も前の話で覚えているはずもなく。。それでも 「あ!ああ?? Σ(・∀・;) ) と困惑気味、しかし笑顔のリアクションをいただきました。
10年前と変わらず楽しい案内ツアーの傍ら、ニューヨークでの美術事情や現地の生活について話をして下さいました。 帰国後、(私の勝手な)再会の喜びと、お礼の意味を込めて写真と讃岐うどんをお送りしました。
それから約10ヶ月、今年のクリスマスに橋本さんからGreetingカードが届きました。
カードは日本の浮世絵柄、手紙を拝見してびっくり!こんな達筆なメッセージカード、初めていただきました。 ご本人はアーティストとしてニューヨークで活動の傍ら、美術館の案内ツアーをなさっていますが、絵も、字も素晴らしいって・・・両方素晴らしくない私にはもう羨ましくて(^_^;)
皆様も大きな美術館を訪れる際には是非案内ツアーを、
メトロポリタンの場合は、勿論橋本さんご指名で^^
橋本勝之