溶着加工クリーングローブは
クリーン性能に優れている為、クリーンルームやそれに近い環境での
ご採用が多いものの
縫製糸を未使用(縫製糸の脱落が無い)、寸法安定性に優れる、国産で供給安定性が高いなど
クリーン性能以外にも様々なメリットがありますので
もっと多くの作業でご使用頂きたいのですが
通気性のある一般環境用グローブと比較すると
蒸れるとの意見を多く頂きます。
透湿性(蒸れを逃がす性能)が高いものの、
全面を膜で覆われているクリーングローブと
通気性のある一般環境用グローブでは差があるのは明らかです。
そこで通気を確保した溶着加工手袋を
いくつか開発してきましたが
今回はその新スタイルをご紹介します。
前置きが長くなりましたが・・・
甲側に通気孔を開けています。指先、裾、手袋外周の溶着部(接着部)周辺には
手袋の強度を考慮して通気孔を開けてないのもポイントですね!
つづきましては・・・
掌に導電糸入りの静電仕様の生地を採用しました。
こちらはSサイズを履いた為、少し窮屈ですが
手を握ると、生地が引っ張られて孔が少し開く感じが
呼吸をしているみたいで良いですね。
掌生地はある程度自由に選べる点が今回の技術の優れている点ですね。
静電仕様、食品衛生法適合品、掌面のグリップタイプ、掌面の低グリップタイプなど
ご要望がございましたらお気軽にご連絡下さい。
D.Ikeda